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検索結果 - ガンプラ

ガンプラ

ガンプラは、アニメ作品の『機動戦士ガンダム』をはじめとする「ガンダムシリーズ」において、主に劇中に登場したモビルスーツモビルアーマー等と呼ばれるロボットや艦船を立体化したプラモデルのことで、「ガンダムのプラモデル」の略称。組み立て式プラモデルではないハイコンプロシリーズが「完成済みガンプラ」として宣伝されるなど、厳密な区別はされていない。

ガンプラの製造・発売元は、作品制作元のサンライズの親会社バンダイのホビー事業部で、「ガンプラ」という言葉自体は、ガンダムシリーズの版権管理を手がける創通登録商標になっている。

ガンプラブーム

1980年7月発売の「1/144(144分の1)ガンダム」を初めとして、『機動戦士ガンダム』の放映後に発売された「ガンプラ」は、最初は同時期の子供向けロボットプラモデルの中では特に目立つ商品では無かったが、モデラーがミリタリーモデル(実在の兵器のモデル)の発想で改造を施した作例が、模型雑誌「ホビージャパン」別冊の「How to build Gundam」に発表されると小中学生を中心にブームが起こった。さらに1981年に創刊された「コミックボンボン」はガンプラを前面に押し出した誌面構成を行ない、ガンプラとは無関係な「てれびくん」も、一時期ガンプラを掲載していた時期があった。

ガンプラは日本のプラモデル史上最大のヒット日経産業新聞1982年2月16日でバンダイを模型業界のトップに押し上げた。

ガンプラは1/144スケールで1個300円程度からと、男児向け玩具としては超合金シリーズ等と比べて低価格で、一時は模型店で品切れを起こす店が続出した。このため当時の新聞に「機動戦士ガンダム、販売に機動力なし」と書かれた。

1982年1月24日には、千葉県ダイエー新松戸店でガンプラを購入しようと開店と同時にエスカレーターに殺到した小中学生250人による将棋倒し事故が起こるなど、社会問題にもなった。(ガンプラ将棋倒し事故)

この事故は品不足が原因とされ、メーカーにも責任があるという風潮が高まり、かねてより疑惑があった「生産調整」の批判がさらに激しくなった。イメージ低下をおそれたバンダイは事故後、ガンプラの生産ラインを確保するためにスケールモデルの生産を中止した。これはスケールモデルとガンプラの抱き合わせ販売が行われているという疑惑に対応したものでもあった。

市場の需要に対して供給が間に合わず、中小の小売店でガンプラの慢性的な品切れ状態が続き、この品切れ状態がニュースに取り上げられガンプラを求める子供達の購買欲をさらに刺激する事になる。「故意に品薄状態にしてるのではないか」と怒りの声が出るが、需要は既に工場が受発注できる遥か限界を超えていて、製造ラインを増やそうにもコストやリスク面、資金の調達や人員の確保等の問題もあり早急な対応は物理的に不可能な状態であり、子供達がガンプラを求めて狂奔する最中、工場ではパートの女性が自分の身の丈はあろうかという荷物を力技で梱包していた。バンダイはこの騒ぎを沈静化するため対応に追われ、梱包されたガンプラが工場からトラックで全国に配送する様子をテレビや新聞に公開して品薄騒ぎも徐々に収まることとなる。

ガンプラ以前の、ミリタリーなどを専門に作っていたプロモデラー達も戦々恐々とこの事態を見守っており、ガンプラの制作依頼がきた時は「ついにガンダムもここまできたか」と天を仰いで観念したモデラーもいたという。

ガンプラの品薄状態に便乗して、名前やパッケージを似せた商品(「ザ★アニメージ」「モビルフォース ガンガル」等)やガンプラに対抗したシリーズ(「アニメスケール」等)も出回った。このブームに合わせてバンダイも次々と『機動戦士ガンダム』に登場した兵器等をキット化し、ほぼ全てを商品化した後は、アッグシリーズのように本編未登場の兵器もキット化されて『モビルスーツバリエーション (MSV)』 の展開へと繋がった。これらの一部は、後に製作された『機動戦士Ζガンダム』や『機動戦士ガンダムΖΖ』に追登場した。

ブーム後も販売は継続され、その人気の根強さはバンダイに「男の子のサンリオ的な商品としてガンダムを育てあげたい」マーチャンダイジングライツレポート1984年3月号という方針を取らせた。

その後も後続の作品群・ガンダムシリーズの展開に合わせて数多くのキットが発売され、旧作のキットもモデルチェンジと再生産が行われている。1990年代中頃よりMG、HGUCといった高級モデルも展開された。模型店、玩具店以外にも家電量販店など販売場所も増え、ガンプラの出荷数は国内外の累計で3億8900万個を突破している(2008年3月時点)。

従来に比べて価格は上昇傾向にあり、2008年2月27日には、検討中という形で、MGとHGUCの定価を5月頃から現在よりも10~20%ほど引き上げるとバンダイが公表していた。これは全商品を一気に上げるのではなく、再発売時にそのモデルから値上げという形を取るものとしているが、年現在で値上げは行われていない。ガンダム00シリーズに関しては、最初からその価格上昇分を見越した価格設定だとされている。バンダイ広報部は「新たなパーツやブックレットを付けるなど、付加価値のある商品仕様に変更して、価格を改定する」としている。2008年9月に再版の「SDガンダムちーびー戦士」シリーズは、全商品が初版よりも100~200円上乗せされた価格で販売された2007年から2008年にかけて再発売されたキャラクターモデルも当時より価格が上乗せされて販売されているものがある。

ガンプラの種類

通常プラモデルはプラスチック用接着剤でパーツを接着し、塗料で塗装して組み立てるが、ガンプラは1988年以降、接着や塗装をしないで組み立てても、設定色に彩られた完成イメージになるよう設計されている。接着剤を用いずに組み立てられる「スナップフィット」や、色分け済みパーツ「いろプラ」などの採用で、プラモデルの組み立てに慣れていないユーザーや若年層への浸透を図り、古くからのファンにはMG等の高価格帯の製品を用意する販売戦略をとっている。高価格帯モデルにもスナップフィット・いろプラは採用されており、接着剤や塗料などを利用してより高度な仕上げを行うことも可能。逆襲のシャア以降のシリーズでは、関節の一部にビスを使って固定する方式が採用された。塗装用として、各キットごとに必要な調色を施した「ガンダムカラー」や、低年齢層向けのペン型「ガンダムマーカー」といった塗料がGSIクレオスより発売されている。

ガンプラの主な縮尺は三つで、設定上の頭頂高が18.0mのガンダムの場合、以下のように換算される。

このうち、最初に登場した1/144の縮尺は、第一弾のガンダムがパッケージに合わせて計算したら偶然にも国際スケールと合致していたため採用されたもの。『機動戦士ガンダム』当時のアニメモデルは、パッケージの大きさに合わせてスケールが前後し統一されていなかったが、スケールの統一はガンプラのヒットの要因の一つとなった。またこれらのサイズの分類にはその後それぞれ、HGUC、MG、PGシリーズという高価格バージョンも商品化されることとなった。

作品別シリーズ

それぞれの番組放送前後に発売されたキット。基本的に作品名を冠したシリーズ名が付けられている。後述の高価格版が発売されるとグレード無し、もしくは無印と呼称されることもあるが、旧キットの場合はこれに該当しない。内容はシリーズにもよるが、テレビシリーズの場合は1/144の普及価格帯のキット(300円~600円前後)と、1/100や1/60といった付加価値を高めたキット(700円~3,000円前後)が発売される。OVAシリーズの場合は1/144縮尺のキットのみ発売され、価格帯は500円~1,000円前後。アニメーション作品に登場した機体以外にも、『モビルスーツバリエーション (MSV)』 や『ガンダム・センチネル』シリーズ等、豊富なバリエーションがある。前述の通り、基本的に番組と並行して商品化されるために主人公機がクローズアップされやすく、反面番組終盤に出てきた機体については商品化しない、もしくは広く商品展開されない。特異な例として、小説機動戦士ガンダムUC』が挙げられる。物語中に登場するユニコーンガンダムとシナンジュは当初MG Ver.kaとして発売され、更に小説にはそれ専用の武器が付属した「特装版」が発売されるというメディアミックス展開に至った。それ以降は、1/144縮尺のキットが宇宙世紀ものということでHGUCに集約されシリーズ展開している。

旧キット

1990年代前半ごろまでに発売され、後述するHGやHGUC等に該当しないものは便宜上旧キットと呼ばれている。1/144と設定されたシリーズはもともと『ベストメカ・コレクション』といい、当時の特撮番組やロボットアニメに登場したロボットやメカを立体化するバンダイのブランドでガンダムはNo.4であるベストメカ・コレクションのNo.1はダイデンジン。また、他にもダイナロボゴライオンウルトラマン80のシルバーガルやスカイハイヤーなどガンダム以外の商品もラインナップされていた。シリーズは58光速電神アルベガスで終了。ガンプラコレクションでは作業用ザクがベストメカ・コレクションには存在しなかったNo.59として登場している。。300円程度の価格であり、システムインジェクション(いろプラ)技術が導入される前のキットであり、パーツ分割に設定の色分けがほとんど考慮されておらず、3色に色分けされたガンダムの胴体も白単色で成型されていたため、設定色のイメージに近づけるのであれば塗装が必要だった。また、スナップフィット技術が導入されていない1980年代半ばまでのキットは、組み立てに接着剤を必要とし、平行四辺形の袋に入った接着剤が付属していた。後のHGやMGと比べると可動部位が少なく可動範囲も狭い、特に初期の商品では試行錯誤がみられ、1/100ガンダムでは腹部の装甲が無く、股関節と足首が可動しない、1/144ザクは足首が可動しない、肩のスパイクアーマーが一体など、顕著である。これらは初登場以来、四半世紀を経ても再生産が重ねられている。MSV以降ガンプラは専門のブランドとして独立し、一部の旧キットであらかじめ必要な塗装を施したフルカラーモデルというシリーズも存在しており、ガンプラ生産10周年記念に作られた限定モデルもこの仕様で販売された。

旧キットという言葉は『機動戦士ガンダム』他、アニメが製作された当時に発売されたキットを指す意味で用いられるが、ザクレロなど一部の機体は再キット化されていない。

MGやPGなどのフレーム構造の採られた近年のキットに対して、中空の最中構造である事から「モナカキット」と呼ばれる事もあり、却って改造が容易である事から今風のプロポーションに改造した作例も多く見られるようになっている。

リアルタイプ

「How to build Gundam」などの初期のガンプラ作例の主流として、大河原邦男による版権イラストで描かれた実在の兵器を模した迷彩塗装やマーキング類を施した機体を再現した物が多く見られ、さらにこれを製品化した「リアルタイプ」と呼ばれるガンプラが発売された。ガンダム、ガンキャノン、ジム、ザク、旧型ザク、ドム、ゲルググの7種で、いずれも1/100旧キットの成形色を変更してマーキングデカールを追加した物となっている。マーキングデカールはその後MSVやMGなどに継承されている。またアニメ作画用と異なるリアルタイプデザインでの製品化は後の『戦闘メカ ザブングル』のウォーカーマシンの製品化にて全面的に採り入れられている。

FG(ファーストグレード)

新シリーズの開発によりガンプラという商品群が高価格化した上、比較的低価格な旧キットは金型の消耗等で生産量を絞らざるを得ず、低価格キットの供給は不足気味になっていた。その不足を補い入門用としての役割を果たすべく開発されたシリーズ。1999年から2000年にかけて、ガンダムシャア専用ザクII量産型ザクIIが販売されている尚、発売当時この3種はHGUCでは商品化されていなかった。。縮尺は1/144。単色成型で関節もポリキャップ無しの挟み込み方式と旧キットを思わせる仕様だがボックスアートも旧キット1/144の物をCGで再現した物になっている。、スナップフィット方式でデザインはPGから流用している。価格は税込みで315円。2006年12月11日には江崎グリコより「ポッキーガンプラパック」というポッキーとのコラボレーション商品(事実上の食玩商品)として、通常プラモデルの売られないコンビニエンスストアでも販売された。

2007年に「FG ガンダム00」のシリーズ名称で『機動戦士ガンダム00』に登場するガンダム4機が発売された。これは『機動戦士ガンダムSEEDシリーズ』の『1/144 コレクションシリーズ』の流れを汲んだシリーズで、「いろプラ」成型と新規設計のポリキャップにより『1/144 コレクションシリーズ』では固定だった肘・膝が可動するようになっていた。購買層として小学生以下の年齢層を想定していたが、売れ行き不振からか、『セカンドシーズン』の登場機は発売されず、事実上廃止された。

HG(ハイグレード)

ガンプラ10周年記念企画として登場。多色成形のパーツとシールにより「塗装をしなくても完成する」手軽さも売りの一つになっている。

低価格キットと高価格(高難易度)キットの中間に位置するが、低価格キットが発売されないシリーズも多い。

;初期4作 1990年から91年にかけて「ガンダム」、「ガンダムMk-II」、「Ζガンダム」、「ΖΖガンダム」を、当時の技術水準でリニューアルした、1/144の縮尺のものが発売された。だがΖガンダムは当時の技術でもウェイブライダーへの完全変形が達成出来なかったため、オリジナルの「ウェイブシューター」という形態への変形としている。価格帯は1,000円~1,500円。このうちガンダムは多色成形のための特殊金型が劣化し、2001年5月のHGUCガンダムの発売に合わせ、通常ラインナップとしてはガンプラ史上初の絶版キットとアナウンスされ、最終生産品が発売された。その後Mk-II、Ζ、ZZもHGUCが発売され、再生産が抑えられている。

;作品別 「HG」のブランド名は以下のシリーズに採用されている。『第08MS小隊』シリーズを除き、各作品別に通し番号がつけられている。

;HG-Ex 1/60「V2ガンダム」、「シャイニングガンダム」、「Gガンダム」に冠されたブランド名。

;HG UNIVERSAL CENTURY/HG AFTER WAR/HG FUTURE CENTURY HG××(「××」は各世界観の年号名)は、『ガンダムシリーズ』に登場するモビルスーツ (MS) を、シリーズの枠にとらわれず最新の技術でモデル化するブランド名。スケールは1/144。リニューアルだけでなく、このシリーズで初めてキット化された機体もある。

多くのコンセプトデザインをカトキハジメが担当。コレクション性を重視したシリーズ展開を行っており、デンドロビウム、サイコガンダム等、大型の機体も1/144で立体化されている。2004年より台座を付属させたことが好評となり、台座を付属したモデルも展開している。それ以降は台座のないキットでも、他キットの台座を流用したり、別売りのアクションベースを使用できるのが標準仕様となった。

本シリーズの企画は、「HGグフカスタム」が好調なセールスを記録した事が発端になっている。企画段階では、「デザインを全面的にリファインした物を発売する」という内容だったが、カトキハジメから出されたシリーズ第一弾・ガンキャノンのデザインは劇中のイメージを重視した物であった為、シリーズの方向性を現在の形に修正出来たという。初期のシリーズでは「メモリアルアクション」と呼ばれる、差し替えにより劇中のポーズを再現可能なパーツが付属していた。これはシリーズが進むにつれ自然消滅してしまったが、その後は関節そのものの機構や可動範囲拡大による劇中イメージの再現が盛り込まれている。

発売開始からNo.108までは「HG UNIVERSAL CENTURY(HGUC、ハイグレード・ユニバーサルセンチュリー)」で、『機動戦士ガンダム』(U.C.0079)~『機動戦士ガンダムUC』(U.C.0096)までの「宇宙世紀」を舞台にした作品群からのキット化であったが、2010年4月発売の「ガンダムX」から「宇宙世紀作品以外の機体」もナンバリングは継続して「HG AFTER WAR(HGAW、ハイグレード・アフターウォー)」の様に各世界観の年号を冠して発売されることとなった。

;HG MECHANICS HG MECHANICS(HGメカニクス)は『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』の1/550キットのブランド名。2001年から2002年にかけて「ガンダム試作3号機デンドロビウム」、「ノイエ・ジール」、「ヴァル・ヴァロ」の3種が商品化された。

;HG GUNDAM SEED HG GUNDAM SEED(SEED HG)は『機動戦士ガンダムSEED』、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』等のC.E.(コズミック・イラ)世界のMSの1/144高価格キットに付けられたブランド名である。低価格キット(コレクションシリーズ)と比べ「肩の引き出し機構」等による可動部拡大や変形の再現、クリアエフェクトパーツ、DESTINY後半ではシリーズ共通規格のスタンドが使用可能といった差別化が図られている。『機動戦士ガンダムSEED』から始まりOVAの『SEED STARGAZER』、『SEED FRAME ASTRAYS』まで、ラインナップされていて、品種も60種を超えている。同ブランドだが『機動戦士ガンダムSEED MSV』のキットは、別の通し番号がつけられている。

;HG GUNDAM 00 HG GUNDAM 00(00 HG)は、『機動戦士ガンダム00』の西暦世界に登場する1/144高価格キットに付けられたブランド名。ラインナップは現在も継続中。価格帯は標準的なキットで1,000円~1,600円前後。

;HG Ver.G30th 2009年「GREEN TOKYO ガンダムプロジェクト」の一環として東京お台場潮風公園に建立された1/1(等身大)立像モデルの1/144モデル「RX-78-2 ガンダム(バージョン ジーサーティース)」に冠されたブランド名。

MG(マスターグレード)

PG(パーフェクトグレード)

パーフェクトグレードは「ガンプラ20周年記念企画」として登場。縮尺は1/60。ディテールや可動性にこだわった「究極のガンプラ」を目指したシリーズで、特に人気の高い主役機中心の展開になっている。ただし、PG第一弾はエヴァンゲリオン初号機。MG以上に内部構造の再現にこだわっているほか、ダイカストなどによる金属部品や発光ダイオードによる電飾を多数用いており、ガンダムで600個超、Ζガンダムでは900個超、ガンダム試作1号機に至っては1200個超とパーツ数も非常に多い。ただし、現在ではPGの技術やギミックのフィードバックによってMGでもPGレベルの商品内容が実現しており、スケール以外の差別化が困難となっている。対象年齢15歳以上。価格帯は最低額のスカイグラスパー+エールストライカーセットの税込み5,250円で、最高額はウイングガンダムゼロ(エンドレスワルツ版)・パールミラーコーティングVer.の31,500円(消費税込)。平均は15,000円(消費税別)。最新作は2009年11月発売のダブルオーライザーである。このようにMG発売前にPGで発売されるという例もある。最近のPGは模型自体の重量増加による不安定対策として、足裏にラバーシールを貼ることで摩擦を増やし安定させるという機能が加わっている。

BB戦士

BB戦士は、武者頑駄無やSDサイズのMSといったいわゆるSDガンダムを対象としたノンスケールのガンプラシリーズ。SD(スーパーデフォルメ)ということもあって小型のキットが多く、HGUCやMGに比べて低価格の傾向がある。名称の由来は当初スプリングを利用してBB弾を発射するギミックが存在していたためで、、弾は後に細長いミサイル状のものに変更になった。超機動大将軍編以降はこの弾丸発射ギミックは搭載されていないキットが多くなった。標準的な価格は長らく500円(初期は300円)であったが、最近では600円が主流となっている。主力商品である武者ガンダムシリーズは、武者番長風雲録以降、シリーズ全体が低調となっていたが、現在は『三国志演義』をモチーフとしたBB戦士三国伝シリーズを展開中。

そのほかのシリーズ

EXモデル(イーエックスモデル) 脇役としてプラモデルではあまり商品化されない戦車戦闘機、艦艇等を商品化したもので、金型によるインジェクションキット。値段はガレージキットより安く、通常のプラモデルよりは高い。主な縮尺は1/144だが、アルビオンアーガマホワイトベースラビアンローズなどの艦艇は1/1700で統一されている。機動警察パトレイバー戦闘妖精・雪風エースコンバットシリーズ等のほか宇宙戦艦ヤマトの艦載機モデルも発売されている。

U.C.ハードグラフ 2006年より発売開始されたシリーズで、装甲戦闘車両スケールモデルに使われる縮尺1/35でガンダムの世界を表現する物。兵士のフィギュアや火器、装備品、ワッパなどの車輌やMSの一部分などが同梱されている。デザインもリアル指向のアレンジが施され、一部組み立てに接着剤を必要とする。また地上戦を題材にしたOVA『MS IGLOO 2 重力戦線』との連携も行われている。 ガンプラコレクション 2006年より発売開始されたシリーズ。立体縮小技術を用いて、1/144旧キットをさらに1/2(1/288スケール)に縮小したもの。一部関節は省略されスナップフィット&ボールジョイント化されている。生産国は中国。ブラインドボックス形態だが、素材はスチロール樹脂でパッケージにも「プラモデル」と明記されている。第一弾から第三弾まで発売された。 スピードグレードコレクション 2007年より発売開始されたシリーズ。1/200スケールで、単色成形だがランナー状態で塗装・マーキング済みとなっており、より手軽にユーザーの手で組み立てて完成させられる事をコンセプトにしている。各関節も可動。模型店・コンビニで販売。現在はRX-78ガンダム、ウイングガンダム、Ζガンダム、Gガンダムの4種。 メガサイズモデル ガンプラ誕生30周年記念商品として1/48スケールの「メガサイズモデル ガンダム」が2010年3月6日に発売された。外観はGREEN TOKYO ガンダムプロジェクトの原寸大モデルをベースにしている。ポーズを確実に支持するクリック機構ポリキャップや、組み立てを簡便化するためにランナーごとパーツを貼り合わせる「ランナーロック」などの新機構ガンダムF90シリーズ・BB戦士の一部キット等、90年代前半のバンダイ製プラモデルの一部に採用された事はあった。が採用されている。

絶版となったシリーズ

放映終了後も度々再発売されることから「ガンプラに絶版なし」といわれるが、上記のHGガンダムの他にも、諸事情によりシリーズそのものが廃止された例が存在する。 いろプラ 色が異なるパーツごとにランナーを分け、組み立てるだけで塗装した状態に近い雰囲気を楽しめるようにしたもの。1枚のランナーに異なる色のパーツを隣接させるこの技術は、後に複数の素材を成型の段階で一体化させる技術「システムインジェクション」へ発展する。現在ではMGやHGUCなどで当たり前のように使われているが、初めて採用されたのがこのシリーズである。スケールは1/250。小スケールにありがちな関節の固定がなく、すべて動かすことができた。ガンダム、シャア専用ザク、量産型ザク、グフの計4種類が発売された。 :同スケールでいろプラ仕様のGアーマーが存在するが、これは絶版ではない。MSVと同時期に発売されたスーパーシステムインジェクションという別シリーズ(ラインナップはGアーマーのみ)である。時期的な理由からか、パッケージデザインはMSVシリーズのフォーマットに沿っている。 2009年現在いろプラシリーズは既に絶版となっているが、同年8月31日には『機動戦士ガンダム』30周年記念に合わせ、日清食品の「カップヌードル」とのコラボレーション商品として、いろプラガンダムシリーズとしては史上最小 (1/380スケール) となる特製オリジナル「ガンプラ」をカップヌードル(味はしょうゆ味(オリジナル))にパックした「カップヌードル miniガンプラパック」が数量限定で発売された。価格はオープンプライス(実勢価格400円台後半 - 500円台後半・税込)であり、先述の「ポッキー ガンプラパック」以来の食玩となり日清食品ニュースリリース「カップヌードル×GUNPLA(R)たて型カップめん「カップヌードル《miniガンプラ》パック」数量限定新発売およびクローズドキャンペーンのご案内」 - 2009年8月3日閲覧。ちなみにカップヌードルとしては史上初の食玩となる。、バリエーションはRX-78-2 ガンダム、シャア専用ザクII、量産型ザクII、ドムの計4種類となる。

キャラクターコレクション 初代シリーズの登場人物のフィギュア。スケールは1/20。アムロ、シャア、マチルダ、セイラ、カイ、フラウ・ボウ、追加でガルマ、イセリナ、ブライト、ララァの10種類が発売された。値段は100円。成型色を透明にして、10種類を一まとめで「ガンダムキャラコレボックス」として一度だけ再発売されたことがある。当時、本製品をベースに魔改造を行ったモデラーも多く、後のキャラクターフィギュア人気のはしりとなった。MG以降のガンプラにも同スケールのキャラクターフィギュアが付属する事がある。 バブルキャストモデル プラスチックではなく発泡スチロールを使用したモデル。付属の発泡スチロール専用の接着剤を使って組み立てる。ラインナップは「1/30 高機動型ザクII(黒い三連星専用)」のみ。 モビルスーツ戦国伝 SDガンダムではなく、リアル体型(1/144スケール)の武者ガンダム群。初期HGシリーズのRX-78ガンダム等で採用されたMSジョイント2の原型(MSジョイント)が使われていた。武者頑駄無(ガンダム)・摩亜屈(ガンダムMkII)・仁宇(νガンダム)の3種類が発売された。 マイクロガンダム 1994年に発売されたシリーズで、いろプラで培われた多色成型技術を応用発展し、ランナーについた状態で関節を含めほぼ組み立て済みであった小型モデル。採算が取れないため絶版となった。当時放映されたVガンダムとあわせ、ガンダム、ザクをベースにした機体がラインナップされており、この商品にしか存在しないバリエーションもいくつか存在した。ガンキャノンやグフ、サムソントレーラーの発売予定が雑誌広告に掲載されたが、シリーズ中断で未発売に終る。 LM(リミテッドモデル) 大量需要の見込めない、金型の減価償却の難しいものを敢えて商品化したシリーズ。同様の商品コンセプトであるEXモデルが、高めの価格設定にすることで開発費を回収しているのに対し、このシリーズは簡易金型によって開発費そのものを低く抑えている。価格帯は通常のプラモデルと同程度であるが、パーツ分割が大きく可動部が少ない、発泡剤を含ませた特殊なプラスチックのためパーツが分厚く、キットによっては事後変形による歪みが発生することがあった。単色成型であり、忠実に再現するには自分で塗装しなければならない。エヴァンゲリオンなど他の作品のキットが多く、ガンプラとしては1996年から1997年にかけて第08MS小隊に登場したボール、ガンダムWガンダムXの登場機が1/144でモデル化された。その中でも、ガンダムXの登場機であるGファルコンは人気が高く、高額で取引されている。

ガンプラの一覧

ガンプラにおけるデザイン

架空の存在であるモビルスーツには実物が存在しないため、デザイナーごとに部分ごとの解釈が異なるケースがある。多くの種類のキットが発売されているRX-78-2ガンダムの場合、通常発売されているキットだけでも:

といった種類がある。旧キットはアニメ設定に準拠した物になっているが、MG以降はそれぞれに細部のデザインが異なっている。

特に差異の大きいのが股関節部分およびその周囲の装甲のデザインで、旧キットではほとんど動かない股関節を、HG・HGUC・MG・PGでは周囲の装甲を分割しそれぞれ動かせるようにして股関節をボールジョイントで動かせるように改良している。他にも肘・膝などを複数の関節に分けることで、例えばMGでは背中のビームサーベルを直につかむポーズ付けが行えるようになっている。殊にOYW版以降では「膝立ち」ポーズすらスムーズに出来るようになった。

もともとアニメの作画において、アニメーターはモビルスーツの関節をまるでゴムで出来た部品が柔軟に変形するようにデフォルメして描いていた。そのため、モデラーが名シーンのジオラマを作る際には、プラ板やパテなどを用いて関節部をアニメの描写に合わせて改造しポーズの固定を行う。しかしプラモデルを動かして遊ぶ上でそうもいかない場合もあり、まして3DCGを用いたゲームソフトにモビルスーツが登場するようになると、ポリゴンモデル化したモビルスーツが「金属で出来た機械として」自然に動くようにしなければならない。こういった事情によって、RX-78-2ガンダムなど初期の作品に登場したモビルスーツのデザインには、特に関節部に大幅なアレンジが施されるようになっている。MGアッガイのように、イラストの中だけであったいわゆる「体育座り」を実現させるために、立った状態を一見しただけではわからない様々な仕掛けを関節部に隠しているものもある。

また成形色もMGキット以降、胸の青が劇中の水色のような薄い色と異なり、強い色で表現されることが多かった。Ver1.0、PG、Ver1.5、Ver.Ka、HGUC、OYW版、パーフェクトガンダム未装甲版と、強い青が続いた。しかし近年のOYW版アニメカラー、Ver2.0、HG Ver.G30thと、劇中の薄い青を再現したものに戻している。

Ζガンダムなどの可変モビルスーツのような複雑な構造を持った機体のプラモデル化する場合、精度や強度の問題から、パーツの差し替えなどアニメ中の設定とは異なる変形方法を採用する場合がある。高価格を利用して技術面での追求を行うPGからMGやHGUCへのフィードバックが行われることも多い。MGガンダムMk-IIVer2.0がPGストライクガンダムの装甲スライド機構を応用してアクション性を高めたような、シリーズを超えた技術転用がなされることもある。

ガンプラの素材

ポリスチレン(PS)が最も基本的な素材として用いられる。多くのキットでは関節部の受け側に柔軟性に優れたポリエチレン(PE)が用いられ、「ポリキャップ」と呼ばれる。塗装の代わりにシールなどで色や模様を付けることが多い。HGの一部やMG・PGでは関節部やフレームなど力がかかる部位にABS樹脂が用いられる。MG以上ではこれ以外にも、

ガンプラの金型

特にMGやPGにおいては、金型流用によるバリエーション展開が頻繁に行われる。例えばガンダムMk-IIエゥーゴティターンズ両カラーのキットや、兄妹機であるエールストライクガンダムとストライクルージュといった単純な色違いだけではなく、ウイングガンダムゼロエンドレスワルツ版)とウイングガンダムVer.Kaの様にランナー単位でパーツを差し替える事も行われている。

この理由のひとつに、金型の制作費用が非常に高価であることが挙げられる。ガンプラの場合、典型的なキットの金型を1キット分作るのに数千万円、大規模なキットになると億単位の費用がかかるという。木型から型を起こしていた旧キット時代と違ってCADによる設計・ラピッドプロトタイピング(光硬化性樹脂を用いて立体物を試作する装置)による試作などが取り入れられるようになったとはいえ、デザイナーと専門工の人件費等のコストと時間が非常にかかるものであることに変わりはない。

金型の流用およびその理由はガンプラ特有のものではなく、他のジャンルでも見られる。

この金型の制作技術は、バンダイが1969年に今井科学の静岡工場と金型を買収して以来培ってきたものでもあり、他の玩具の生産拠点を中国など日本国外に移転するようになった後も、静岡工場を中心とした日本国内での生産にこだわっている。ガンプラが "MADE IN JAPAN"であるということは、プラモデル売り場のポスターなどでも強調されている。

バンダイの静岡工場は、2006年に静岡市清水区から静岡市葵区の新工場に移転し、「バンダイホビーセンター」として稼動を開始した。ここは建物内外のデザインや従業員の制服を一作目の地球連邦軍とガンダムをモチーフにして統一しており、見学の受付も行われている。

CM

ブーム初期より、その当時の主力商品をミニチュアとして使用した特撮CMが多数作られている。

特に、ジオン軍の工場の中で次々と新型モビルスーツが生産される様を描いたCMにあった「ジオン脅威のメカニズム」というナレーションは有名で、ジオンの部分を置き換えたパロディネタとして使用されることも多い。

またブーム最盛期にはラジオ番組『アニメNOW!』内でもCMが流されていた。永井一郎によるナレーションおよびCMソングであったがその内容は劇中より大きく逸脱したものであった。

近年では特撮CMの他に、タレントを起用したCMや、プロモーション用に制作されたCGアニメ「GUNDAM EVOLVE ../」のダイジェスト映像を使ったCMが放送された。

ガンプラをめぐる事件・事故

ガンプラの改造で火で焼いたピンなどでガンプラを傷つけ、「傷ついたガンダム」を作るのが流行した。このため火が傍らの接着剤や塗料に引火し、火事が起きる事件が多発した。ガンダムブームの1982年の3月から5月の三カ月の間に東京消防庁が確認しているだけで5件も起きた。全焼や焼死のケースもあった。

ガンダムは本編のアニメだけでなく、付随する商品の売れ行きなども社会現象となった。

1982年1月24日、千葉県松戸市のスーパーでガンプラを購入のために集まった小中学生ら250人が開店と同時にエスカレーターに殺到し将棋倒しとなり19人が負傷。(ガンプラ将棋倒し事故

ガンプラを扱った漫画作品

1981年創刊の児童向け漫画雑誌「コミックボンボン」はガンダムシリーズ、特にガンプラとのタイアップによって爆発的な人気を博した。これに連載された『プラモ狂四郎』は改造したガンプラで戦うという趣向の作品で、登場したパーフェクトガンダムやパーフェクトジオングは『モビルスーツバリエーション』と連動して後に商品化、さらにMG版も発売されている。

ガンプラが登場する作品

これらとは別に、以下に記す作品をはじめ様々な作品でガンプラが登場している。 ;ケロロ軍曹 :アニメや特撮のパロディも扱う本作では、地球侵略を企んでいるはずの宇宙人(ケロン人)・ケロロがガンプラに没頭しており、特にMGシリーズのキットを好んでいる。ガンプラ好きの作者の願望も含めて、キット化されていない機体を製作している描写もあり、実際に1/100スケールで販売されればかなりの大型キットとなるガンダム試作3号機や戦艦グワジンも登場する。グフは原作でケロロが要望した後に、そしてボールアッガイギャンはアニメ登場後にそれぞれ実際にMGのラインナップに加わった。 :アニメ版はガンダムと同じサンライズが制作しているため、作中でも堂々と登場し、ガンプラを主題にした話も製作された。また「ケロロ軍曹」自体もバンダイがスポンサー・商品化を務めており、ちびケロ(ケロロの幼少期)の1/6プラモデルには同縮尺で外箱やランナーまで再現されたガンダムと、ザクのプラモデルが付属していた。 :さらに劇場版第3弾ではMGのファーストガンダムを巨大化させケロロが乗ると言うシーンが存在する。 ;げんしけん :おたくサブカルチャーをテーマに据えた中において登場。グフ制作が中心の話が掲載された。アニメ版では架空のロボットアニメのプラモデルに差し替えられている。 ;スクールランブル :登場人物の1人である女子高生が趣味としているという設定がある。 ;ハヤテのごとく! :登場人物の1人である教師が暇さえあれば作っている。 ;代紋TAKE2 :1980年代が舞台であるため、当時流行した様々な文化や風俗の一つとして登場人物の1人である暴力団組長、江原真悟が暇つぶしに1/100MGガンダムを作っている実際には、当時はMGシリーズは存在していない。。 ;バンビ〜ノ! :主人公・伴省吾が暇つぶしと現実逃避のためにMGシャア専用ザクとMGグフを製作した。 ;ガンオタの女 :重度のガンオタ(ガンダムオタク)であるキャリアウーマンの物語。さまざまな場面でガンプラが登場する。

参考文献

脚註

関連項目

外部リンク